高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

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2019.05.09

新築費用が適正とは思えず、予算超過してしまっている点について

質問者/まっく

高性能な住宅を適正な価格でという考えがあったので地元工務店で契約を済ませ、すでに工事が進んでおります。

家の特徴としては、建坪32坪でスペック的に標準的な仕様です。
壁は量産クロスで自然素材をふんだんにというわけでもなく、特に豪華な仕様にグレード高いものは一切入ってないのですが、付帯工事費用を含めて本体工事価格2900万円超となりました。

予算に合わせた建坪でプランを進めたため、シンプルな間取りになっており、建坪の割には高すぎると感じており、私の理想と費用の大きなギャップにもがき苦しんでいます。

契約が全てではありますが、詳細見積もり提示時にこれで問題なければ契約に進めたいと思いますと言われて、これは予算オーバーじゃないかと思いながら、その場の雰囲気にのまれて、契約してしまった私が悪いのですが。
これは、詳細見積もり提示前の段階で既に地盤調査を施主了解のもと実施されていたのと、
設計契約50万円を支払っており、契約に至らなかった場合、返金しないとの明記がありましたので引くに引けない心理状態にあったと思います。

契約後、工務店にコストダウンの余地を相談し、他工務店よりも高いと話しましたが、コンセプト、仕様、性能、素等が違うから比べても無意味、資材の発注等、原価の積み重ねにより適正と考えているとのことでした。

当方からしたら適正とは感じ難く、本当は建坪をもう少しボリュームを大きくしたかったという思いもあり、屋根裏や塗り壁や自然素材、造作オリジナル建具、設備ハイグレード、トリプルサッシ、太陽光等取り入れられたのにと思うと悔しくて、自己嫌悪に陥っています。

前向きになろうと思っていますが、一生に一度きりの大きな事業だったと思うと、精神的にも参っており、日常生活にも支障をきたしているのですが、解決方法ございますでしょうか。
本文には、断熱仕様(Q値など)、内外装仕様(屋根材も含む)等の記載がなく、適正価格か否かの判断が困難だと思います。
「付帯工事含む」とありますが、その付帯工事には何処まで含んでいるかも判断できません。

質問者である、お施主様心情としては、すべてをネガティブに思考しているようにも感じてしまいます。
「高性能な家づくり」を前提に契約をしたのであれば、相応の性能の家が出来上がり、新しい家に住めることに希望を抱くべきです。

施工者も人が行っており彼らには、前向きで明るく接せすることが賢明なお施主様の手腕でもあります。
良い家は、施工者と施主の一体感が必須であることを念頭に幸せな家づくりを果たしてください。