結露と換気の問題
窓の結露や壁のカビ、床下の換気の悪さなど
2019.03.27
壁内結露の原因がわからないと言われたが…
質問者/裏切られたヘーベリアンさん
築9年です。半年前、1階北側の壁に水色のシミが出て点検に来てもらいました。3年前に設置した太陽光パネル工事(他社工事)の際に陸屋根に傷(穴)を見つけ単純に「漏水」と認定されました。しかし、検査もせず、調査結果も出さない、原因追求と修理後の対応策などが提出できず、過失を起こした会社側損保から保険金の許可が降りないまま5か月が過ぎました。その間、ずっと調査をお願いしましたが「穴が空いているから漏水です」の一点張りで相手方損保が撤退を表明しました。ようやく4月10日に調査開始。穴から水を数時間流し続けても漏水の症状は全く出ず。排水管問題なし。そのため消去法で「壁内結露」という結論を強引に出され、保障期間が過ぎているのでオーナー負担だと開き直られました。
今回、結露が出た原因を調べさせていますが、原因不明、しかし結露が出ているのは紛れもない証拠だと杜撰な対応は続いています。漏水での誤審の前科もある中、今回も調査には全く積極的な対応なし。
エアコンは夏場しか使いません。6月の湿度が高くなり始める前に除湿運転でプラスマイナスゼロの設定温度です(数字での設定はできずプラスマイナス2の5段階) ほぼ24時間つけっぱなしで、建物の中心部に位置する大型(30畳用)のものを稼働させ息子の部屋(7畳)と夫婦寝室(14畳)のドアは開けっ放しにし、エアコン設置の部屋(14畳の吹き抜け=夫の書斎)と共に全体が一定の温度になるようにしています。
温度設定はできませんが、帰宅して玄関ドアを開けるとヒンヤリとした空気が押し寄せ、日中、就寝中も快適です。
ハウスメーカーの説明では、4〜5年前からほぼ24時間稼働させる使い方が原因だと言い張ります。しかし、素人の私の考えでは、1階全体は洗面所も含めてどの部屋もほぼ温度は一定で、空気の入れ替えをすることがあったとしても・・・早朝まだ外気が室温と同じくらいの4〜5時頃に窓を開ける程度です。
エアコンから吹き出す風はほぼ皆無。人の出入りが激しい、人数が増えるなどの加減でインバーターが作動することはありますが、結露が出た壁に直撃するような風は皆無に等しいと言えます。しかも、壁には当たらず風向を下にしているので、当たったとしても直撃とは言えません。
除湿をつける時期は気温で言えば25度前後、8ヶ月ぶりに除湿運転を始める(毎年6月〜9月まで稼働、冬は床暖房のみ)時に強風が出ることもありません。今年(2018年)も5月17日夜から運転を開始しましたが、たった1日で1階は既に湿度を感じることもなく快適、日中の2階はあらゆる窓を全開にしても肌のべたつき、不快感と体感温度の上昇を余儀なくされます。
ハウスメーカーは、夏場は外壁が40度、50度となり、書斎の温度が28度前後のため常に温度差が起きるので夏型結露に繋がったと言い張りますが、そうであれば14畳の部屋の至る所にカビが発生してもおかしくないはずです。
また、水色のシミが発生したのは去年の11月ごろで、既にエアコンを停止してから2ヶ月ほどが経過し乾季でした。そのシミは12月から現在も広がっています。なぜ乾季でも結露(シミ)は現在進行形で広がるのでしょうか?
私は建物内部の構造上の問題で結露が誘発(または併発)されたと考えています。
「じゃ、それは何が原因で何なのか説明してください」とメーカーに問い詰められましたが、素人の私にはわかりません。そして私が究明することでもないと思うのです。建築途中で何の人為的ミスが発生した、もしくは断熱材の性能上に問題があった、質量が足りなかったなど、そういうことしか思いつきません。また、他のサイトでは「グラスウールは夏型結露の原因なる」と読みました。旭化成の物件にグラスウールが使用されているのかどうかはわかりません。(余談になりますが、防水屋根に穴が空いていたにもかかわらず漏水が起きなかったのは、スタイロフォーム?のおかげだというのは聞きました)
私としては構造上に本当に問題がないのか、簡単に結露と決めつけられていいのか、また、結露の保障期間は過ぎていてもメーカー側に瑕疵責任を負う必要性はないのかを知りたいです。
メーカーは「24時間ずっと稼働させているのが原因だ」と言い張ります。同じ環境でも違うオーナーが住んでいれば起きなかったかもしれないとも。つまり生活様式に問題があったということでしょう。
また、設定温度は30度にするか、外気と温度差がないような温度設定をするか対策が必要だと言いますが、外気との差がないように設定温度30〜32度では熱中症になります。通常の生活は保たれません。それならエアコンを設置する意味がありません。
ご回答をお願いいたします。
当該住宅においてのエアコン24時間稼働は、省エネ性でも快適性でも賢明な使用法だと思います。
結露か漏水かを疑っているようですが、外壁材の防水性をチェックしてみてください。
継ぎ目シールや防水塗料から壁材に雨水が染み込んだ可能性が強いとも考えられます。
その場合は補修も簡易的に出来ますのです。
梅雨入り前にチェックすべきと思われます。