工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
2020.10.30
平面図の見落としにて基礎図面の間違い
質問者/しろや
はじめまして、新築を建設中のものです
今回建築中に何度か確認の為現場をみていたところ、基礎部分で2箇所工事ミスを発見しました
原因は基礎図面が間違っていた事です
1、エネファームの配置が違っていた為、不要な穴が2箇所開いた
2、玄関のシューズクローゼットの間取りが違う
1、正しい穴を開けた際に、基礎のボルト(貫通していないので鉄筋でなくボルトであろうという説明でした)の一部(長さはわかりかねる)が一緒にくり抜かれていました 間違った穴はモルタルで埋める ボルトは必ずしも必要なボルトでないので強度的には大丈夫だと思うとのこと
2、平面図での引き戸の幅と基礎の幅が違い、平面図の幅だとオーダー品になり追加料金がかかるので、会社の規格の戸を使うため基礎の幅を広げた 広げたので戸の終いがわるくなり基礎の幅より少し狭くし終いをよくしたとの主張 しかし、完全に戸は閉まらず中途半端な結果に。そもそもオーダー品になる事も知らされず許可もなく間取りを変更されており、こちらが違和感を感じて確認して発覚しました
上記の事から、施工主はこちらから言わなければ隠し通すつもりだったこと、現場監督の確認ミスや管理不足により信用がない状態です。
1の基礎に関しても大丈夫という根拠が不確かです。何かあれば瑕疵保証10年あるので安心してと言われましたが、瑕疵に値するかも不明、10年以上経ってから影響がでるかもしれません。
感情を出しすぎては前に進まないので折り合いをつけていかねばならないのですが、減額、オプションの追加なども検討しています
ただ、安心は買えず、どれくらいの金額やオプション追加で納得できるかどうかの話になってきます。
出来るならば、上記の内容で契約不履行などで契約破棄をしたいです。
する事は可能でしょうか。
エネファームを採用した家づくりですから意識の高いお施主さまだと思われます。
ゆえに様々な事象が気になるのでしょう。
家づくりは多くの職人が現場作業で進められます。
ミスや不具合はいわばつきものでもあります。
それをいかにして上手に快適で使い易い家に仕上げるかは、施工者と施主とのコラボレーションに掛かっているとも言えます。
エネファームやシューズクローゼット、その他の事で多くのストレスを感じておられる様子を伺えます。
瑕疵担保責任制度の事を書いていますが、瑕疵担保の法的責任は、「雨漏りと躯体」に限られています。
本件には法的責任でなく道義的な施工責任が、およそ10年と云う事です。
質問者が仰せのように既に感情的になっておられることに気付いています。
実際に発生する不具合は10年以上へ経てから起きる場合が多いのです。
それには施工者と、上手に、器用に、仲良くすることが前提です。
どうぞ賢明な対応で幸せな家づくりを実践してください。