家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
2020.11.20
建売住宅の外構駐車場からの湧き水と常に存在する地下水
質問者/なちなほ
2020年3月に購入した建売住宅ですが、購入後に隣家の方から、2019年10月に我が家の敷地から水が湧き、道路まで水浸しだったことと、写真を見せてもらいました。元々田んぼ地なので、水はけが少し悪いことと透水管を設置していることを見学のときと契約の際に納得の上で購入しました。透水管の位置も説明を受け、その上で水が湧いたり浸水したりしないかと確認し、そのようなことはないと説明がありました。しかし、敷地内の電柱の根本が常に濡れた状態で、また、8月に近くの田んぼで落水の際、両隣の家を合わせ3軒の敷地から大量の水が湧き、騒然となりました。その時に、建築会社所長から、透水管の位置の説明を再度受けると、当初伺っていた場所ではなく、また説明担当の方が、水が湧いたことを把握してなく説明できていなかったと簡単な謝罪がありました。市役所やU字溝工事請負の業者、建築会社の方が集まり、家のすぐ後ろにU字溝があり、そのU字溝が役割を果たしていないのではないか、田んぼの落水の通り道が確立していないことが原因ではないか、など色々な意見がでましたが、結局のところ、未だ工事はされていません。我が家を含め3軒は敷地の土を掘り返し砕石に入れ替えていただきました。また、透水管を2本追加で入れてくださいました。しかし、購入から2年間しか、無償で工事等対策はできないと言われています。家の周りは常に湿った状態で、砕石を5センチも掘れば、水は常に溜まっています。最近では向かいの道路を挟み建っている家4軒の外壁の部分に浸水の跡や泥水が外壁についた跡を見つけ、想像以上の広がりを感じ、恐れています。このまま、泣き寝入りするしかないのでしょうか?建築会社とU字溝工事請負業者は敷地内の工事を折半でしてくださっていますが、そんなものなのでしょうか?このままこの家に住んでいて、健康上、また安全上大丈夫なのか不安でたまりません。地下5センチのところにずっと大量の水が溜まっていることは普通なのでしょうか?工事後も変わらないので不信感しかありません。もし、詳しいことが分かる方がいらっしゃいましたら、ぜひ宜しくお願い致します。
本件でもっとも大切なのは、このU字溝の水浸しが質問者の住まい(住宅)にどのような影響を与えているのかを、しっかりと確認する必要があります。
外部の側溝はそもそも水を流すことと、地下水面位を下げることを目的に設置されます。
つまりは側溝の底に水を集めることが大切な役割でもあります。
本件では、この側溝の水浸しでの家屋内(主に床下)の事が書かれておりません。
大切なのは、床下とくに床下面が乾燥しているのであれば、外部の側溝の水浸しなど気にする必要はありません。
砕石を入れたりなどと多くの対応をなされたようですが、それで床下の乾燥状態は保持されたのかをしっかりと確認する必要があります。
床下が乾燥しており、土台などの木材の含水量が15%以下となっているのであれば、外部側溝は気にする必要はありません。
外部の側溝の水浸しが要因で土台や柱に腐朽菌が発生して腐っているような事象があれば、瑕疵担保責任の法律が適用され、施工者に対して法的な責任(業者が事象対応する)が及びます。
見栄えや見たくれを気になさるようなのであれば、価値観の相違ということであり、話し合いしか解決法はありません。