工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
建て替えで、解体工事・擁壁工事・住宅工事を一括で工務店へ依頼しました。
住宅の基礎工事が完了した8月に、下記トラブルが発覚し、粘り強く交渉した結果、擁壁と住宅の基礎を全て解体撤去し、施工をやり直すと12月に工務店から連絡がありました。
?地下埋蔵物がある事を複数回伝えていたが、撤去せずに擁壁を建てた。
?住宅の基礎は、かぶり厚さが一部ではなく全体の殆で不足していた。
古家の解体は、昨年11月の初めに行ったのですが、説明も無く放置され、今年の4月から擁壁工事がやっと始まり、今日に至っております。
(工事をせっつくと手抜きをされるのではと思い、何も言いませんでした)
上記?・?は施主側が見つけ指摘しています。
※私には知識がありませんが、親族に設計士がおり、この親族が工事ミスを見つけ、工務店へ是正を依頼しております。
擁壁工事中も幾つか工事ミスを親族が見つけ、是正して貰えるものは都度是正して貰いましたが、家の解体から1年以上経っても、この状態で、家を建てるウキウキ感は、全く無くなりました。
また、キッチンやフローリングなど、標準以外の物を使用したいと差額見積もりを依頼しているのですが、4ヶ月以上経っても出してくれません。もちろん度々請求しています。
この間、営業担当者が何人も退職により交代しており、その都度、見積依頼をやり直しているという状態で、とても不誠実な対応だと感じています。
請負契約書に、補償金に対する条項が無かったため、遅延補償案を提案して欲しいと数ヶ月前から要望しているのですが、何の返答も無かったため、「民間連合約款」や「中建審の標準契約約款」に沿った内容を提案して欲しいと、こちらから要求し、何度も催促して提案されたのが、引越してから解体工事完了までのアパートの家賃でした。
補償金に関して、正直、今後どのように交渉すべきか悩んでおります。
家賃で妥協するか、もう少し要求するか。
このような場合、一般的にどのような補償内容となるか教えて頂けないでしょうか?
契約書には基本的な事しか記載していないのですが、多くが業者側に都合の良いような内容になっているようです。
しかし、このようなメール相談で正確なアドバイスには無理があります。
第三者による解決法をお勧めします。
第三者といっても一般人ではなく裁判所の民事調停の申し立てがあります。
質問者ご自身が裁判所に赴き、調停受付窓口で書記官に書き方を教わり申し立てを行います。
数千円の印紙税だけで弁護士さんを頼む必要もありません。
申し立てを行うことを先方に通達することで、積極的に解決に向かう事案が多くあります。
先ずは、そのアクションを起こす姿を見せる事も必要です。
一生一代の家づくりは「ウキウキ感」を保ちつつ、楽しみながら行うことが肝心です。
場合によっては然るべき手続きをとりながら業者交代も在り得ると思われます。