結露と換気の問題
窓の結露や壁のカビ、床下の換気の悪さなど
相談お願いします。
築13年3年前に購入した中古住宅です。
軽量鉄骨プレハブ2階建て基礎断熱ベタ基礎気密パッキン第三種換気床下に蓄熱暖房器があり室内にガラリ が2つあります。
電気代が高いので蓄熱暖房器は現在は使っていません。
初めは梅雨時期の湿度が高い時期にガラリ からカビのような断定できない匂いが上がってくるのが気になりました。
この匂いは湿度が高いととても匂うのですが冬の乾燥してきる時期は匂いがとても弱くなります。
HMに相談したところ匂いはコンクリート臭で気になるならガラリ を閉めていいと言われました。
このガラリ で室内と通気をしていると思っていたのですが、そうでは無いと言われました。
確かに湿度温度を測ると床下は室内の温度湿度の影響を受けません。
夏の床下の湿度は高いと80%まで上がります。冬から春は40〜50%くらいです。
しかし結露はなく床下も見た感じは綺麗です。
HMにももぐってもらって確認してもらいました。
調べてみると基礎断熱の家は室内と通気をとる形が多く、床下は乾燥が大事と出てきます。
この家の基礎はこれで良いのでしょうか?
リフォームの予定があるのでその時に対策をしたほうが良いでしょうか?
蓄熱暖房器の使用予定はないのでリフォーム際ガラリ を完全に塞いでしまえば梅雨時期の気になる匂いは上がってこなくなると思うのですが、本当にそれで良いのか悩んでいます。
HMはそれでいいと言います。
アドバイスお願いします。
基礎空間つまり床下の床面から床下面の空間は、常に乾燥状態に保持しておくことが重要です。
但し、地下水面位が低く浸透性が良く、床下面が地盤面(GL)より高いなど、地盤特性で放置しておいても乾燥状態になっている敷地もあります。
見定め要点は、床下の乾燥が保持され、カビなどの事象がないと土台などの木材に腐朽菌が発生しません。
つまり言い換えれば、土台などの木材が、常に含水量が10%以下を保持出来ていれば大丈夫だと云えるのです。
本件での「ガラリ」の存在が、何処と何処を貫通させているのかが解りません。
何であれ、床下空間にカビの事象や兆候がないのであれば、特段の措置を必要と致しません。
コンクリート面でも湿気が多ければカビ兆候(臭気など)を発する場合があります。
本件はその兆候がないので、多くの良い要件が揃っているように推察されます。
そもそも床下空間と居室空間をガラリで貫通させる必要性などありません。
床下点検口でときおり点検するようにするのがベターだと思われます。