家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
自宅の裏で新築工事中です。まもなく完成するようです。今から1週間前、エアコンの室外機が設置されました。7台のうち5台が我が家側です。台数の多さと1つ1つの大きさに驚き、ハウスメーカーに連絡しました。担当者が家へ来て写真を撮り、話を聞き、事情を説明しました。二世帯でオール電化で、部屋が全て我が家側なので、室外機5台がこちらについたとのこと。近隣住宅に接していない玄関側や道路側には一台も設置されていません。
法に触れてはいないこと、全てが私たちの思う通りにいかないことは承知の上ですが、少しでも善処してほしく意見しました。室外機の移動または遮蔽板、防音対策などを求めました。するとハウスメーカー担当者が、「ご意見は伝えましたが、施主はこの位置がベストと考えているので移動しないそうです」と言ってきました。施主、ハウスメーカー、我が家の三者での話し合いを求めると、忙しいので時間がないと言われました。ハウスメーカーの担当者も、施主に任せるの一点張りで、対応しようとしません。施主が入居してから苦情を言いに行けばいいのではないですか?と言われました。
我が家は皆、ストレスで今から不安を抱えて過ごしています。しばらくすれば、裏の家に施主が住み、ご近所付き合いが始まるのに、このように思いやりのない反応をされ、悲しい気持ちで過ごしています。
ハウスメーカーに責任はないのでしょうか。話し合いに応じない施主に対し、我が家だけが我慢して今後暮らしていかなければならないのでしょうか。
質問者が不安感をいだくのは当然です。
このエアコン室外機の設置問題は、色々なところで紛争のもとにもなっております。
エアコン室内機と室外機を繋ぐ冷媒ガス配管の長さは、短いほど良いとされ、どうしても室内機の近くに設置することになります。
本件で厄介なのは、設置場所で設置者(施主)のコストが変わることです。
ハウスメーカーの担当者は、依頼されていることを行っているに過ぎません。
仮にハウスメーカーの管理職が出て来ても、出来る事は限定的になります。
つまりハウスメーカーに責任を負わせることは、極めて困難です。
対応策としては、質問者が仰せのように遮蔽板、防音板などの取り付けです。
それも遮蔽板、防音板は、エアコンのエネルギー消費効率を低下させる可能性があることも知っておくことです。
つまり遮蔽板などは、一定の距離をおいて設置する必要があります。
冷媒ガス配管の長さは、短いほど良いのですが、その長さで電気代が極端に高くなるほどではありません。
室外機は、単に騒音発生だけでなく、夏は温風を冬は冷風を吹き出します。
何とか近隣住宅に接しない、道路側に取り付けの変更を要請すべきでしょう。
近所付き合いは、災害時や子育て支援、高齢者対応などでも重要な要素です。
家づくりは一生涯であり、友好的な近所付き合いを行うためにも、対象者との建設的な話し合いを持つべきと思われます。
場合によっては、冷媒ガス配管の費用の一部を質問者が、負担するなどの覚悟を持って交渉すべき事案です。