高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2021.10.19

擁壁の扱いについて

質問者/taka1234

高台側にある私の敷地と、隣の低地側の土地の間に2メートルほどのL字擁壁があります。

この度、D工業が隣の土地を購入し、いろんな場所を掘削して、造成工事を進めております。そして、境界線から私の土地の数cmの部分まで掘削し、工事を進めております(なお、掘削を行うことについては事前相談などは一切ありませんでした)。その結果、私の土地の擁壁の下面が見える領域まで掘削しておりました(写真の擁壁の茶色の部分が掘削された範囲です)。

この結果、擁壁の安定感がなくなり、隣地に擁壁が崩れる等の恐れが生じるリスクが高まっているのではないかと心配しております。
素人ながらに私がL字擁壁の工事図面を調べた限りでは、擁壁の下面が露出するぐらいに露出させて工事させている図面は一切見当たらず、多くのケースでは、L字擁壁の底板とは逆方向であっても、ある程度土で埋没させている印象があります。

大変恐縮ですが、擁壁工事や造成工事において、このような擁壁の下面を見せるようにまで掘削する工事は一般的に許容されているものか否か教えていただけませんでしょうか。
例えば、私の土地の擁壁の安定感がなくなっても、自分の土地だからと深く掘り下げることは許されるのでしょうか?
写真を見る限り、工事進行中であり下部敷地には、これからも盛り土がなされるのでないかと推察されます。
このような中途半端な状況で後日、質問者が心配されているような事象が生じた場合は、否応なしに施工者の責任を問うことになります。
質問者への賠償責任だけでなく、下部敷地の施主も被害を受けます。
もう少し、様子を見つつ下部敷地の施主さんとも、意見交換を行っておくべきと思われます。