2021.11.24
戸建て 1階フローリング床なり (冬に鳴る・夏は鳴らない)
質問者/清水さん
こんにちは。
ご相談があります。
普通の戸建て2階・築4年目です。
築2年半くらいから1階フローリングの床鳴りがあります。
ベタ基礎であり、1階フローリングの下は、床断熱(グラスウールが敷き詰められており)、大引きに鋼製束があります。
コロナのため、1年半以上業者を呼ぶのを控えており、1年半以上様子を見ていました。
タイトル通り、夏は鳴かなくなり、10月から5月中旬くらいの乾燥する時期に床鳴りが発生します。場所は5か所ほどで、特によく人が通る所のフローリングが鳴ります。
キュ キュ ギューという感じです。
この状況から、おそらく湿度が影響しているのかと思われます。
子どもの体重ではあまり鳴かず、大人の体重で鳴きます
意図的に足に力を入れるとかなり鳴きます
この状態で、本日、建築してくれた建設会社の一級建築士に床下に潜ってもらい、まず大引きにある鋼製束の調整をしてもらいましたが、まったく改善しませんでした。
今後、更に鋼製束を増やしてみる予定ですが、本日の様子から考えるに、あまり効果がなさそうです。
建築士の提案としては・・・・
大引きの下の鋼製束を強くしてもダメだったので、フローリング合板そのも のを鋼製束で突っ張ることを提案されました。
方法としては、床下にグラスウールの断熱材が敷き詰められているのですが、そこを一部取り除き、グラスウールの空いたところを鋼製束で突っ張り、空いた空間にグラスウールを詰める
と、提案されました。
それでもだめなら、フローリングに穴をあけ、注射でボンド注入とのことです。
お聞きしたいのは、
グラスウールの一部を取り除き、そこに鋼製束を設置し、取り除いたところにグラスウールを再度敷き詰めるという方法で、果たして床鳴りが直るのか?
それと断熱性に問題が生じないのか?という点です。
宜しくお願い致します。
フローリングは、その下地に構造用合板を張っているはずです。
床鳴りは、その合板との隙間で起きているのだと思われます。
グラスウールは合板の下に位置してのです。
本事象は、フローリングを受ける合板との密着度で発生しているように思われます。
手っ取り早く簡単なのが、脳天打ちと云われる方法です。
フローリングの表面に5ミリくらい深いビス孔を開け、それに上からまともにビスを打ち込みます。
打ち込んだあとは、深さ5ミリの孔に同じフローリングを粘着で埋め込む手法です。
打ち込むフローリングと同じフローリングの埋木を用意することが要点です。