高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2022.03.30

壁紙の施工不良

質問者/黒いしろくま

新築の引渡しになりましたが、壁紙のキズ等が多く施工し直しや、補修してもらう事になりました。
そこで、どこまで直してもらって、どこまで妥協すべきか、分からず相談させていただきました。

?破れた壁紙をそのまま戻して貼っている
?キズやカッターの切り間違った所を、コーキングの様なので補修している
?レンガ調の壁紙の模様が、ずれている
?壁紙施工時と思われる、階段笠木のカッターのキズ
?カッターがフリーハンドの部分
?何かを引っ掛けた様なキズ
?ビスの浮き
?ボードの繋ぎ目の段差
上記内容は、補修をお願いしても良いでしょうか?
また、補修とは、不具合部分のみを貼り直しでしょうか?
上から下まで全て貼り直しでしょうか?
家づくりは竣工してからが本当の始まりとなります。
生活し始めると色々な不具合が具現化し、その都度の対応は必須となります。

本件は何処で妥協するかの判断でなく、気持ちよく暮れせる要件を備えることに重点をおくべきでしょう。
それには施工者と友好的な関係を保持し続けるのが賢明な選択です。

張り直しか部分補修かは、質問者の感性に委ねることになります。
誰が見ても酷いのか、この程度は許容範囲なのかは、当事者視点で異なるものです。

変わらないのは、住み始めると永遠に色々な事象が現れ、その事象でストレスの及ばないようなメンテナンスが必要なことです。
施工者の責任(無料)でやるべきか、有料でも実践するかは状況によって異なり、冷静で友好的な対応で施工者と相談をしてみるべきでしょう。