高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2022.08.18

漏水の復旧費用について

質問者/WWW

木造在来工法2階建の築8年住宅です。給湯パイプからの漏水で床下に水が一面10cm溜まっていました。施工ミスが原因です。漏水箇所は土台、柱などが腐朽し取り替えなどの必要があるとの事。腐朽状況と水の量から数年に渡って漏水していたとの事。基礎はヘアクラックが内側に多数発生。外側のクラックからも水が染み出していました。白華現象も生じていて、表面の剥離も起きておりヘアクラックからのコンクリートへの水の吸い上げも懸念材料です。
床下にカビも発生していて健康状態もすぐれません。
腐朽箇所の部分的な改修だけでは無く、床を全面開いて基礎補強とカビた建材を交換する復旧をしたいです。
ハウスメーカーからは雨漏りでは無いので瑕疵担保保険の適用は難しいかも知れないと言われてます。施工ミスが原因である事は認めてます。
基礎やカビも漏水との関係は明らかだと思うのですが、改修費用を全面的に瑕疵担保保険を使ったり、ハウスメーカーに全額請求する事は出来ないでしょうか。
文章を読む限り、早急に対応すべき事案と思われます。
費用面では、ハウスメーカーが施工ミスを認めているということなので、相応の責任義務を逃れることは出来ません。

他方で8年間の経緯があることや瑕疵担保責任の伴う、主要躯体の事象でない事から、補修費用の全額負担を押し付けるのは相当に困難でもあります。
後は交渉次第となりそうです。
ともあれ、時間的な猶予はありませんので直ぐでも交渉してください。