結露と換気の問題
窓の結露や壁のカビ、床下の換気の悪さなど
新築計画中です。
高機密住宅では無い木造平屋39坪を建築予定です。換気の種類は第3種換気です。
各トイレ2箇所、ランドリーに24時間換気設置予定です。
北側に5.2畳の3部屋があるのですが、風通しがあまりよくなさそうで、換気経路が心配です。近くにトイレがあり、トイレの24時間換気で換気計画が出来ている感じで図面に記載ありました。
色々見ましたが今は第1種換気も出てきており、わからないことが多く質問させていだきます。
・北側トイレの24時間換気のみで換気経路は十分でしょうか?
・換気を補う形で換気扇を各居室に設置するというのは、あまり行っていませんか?
・吸気として各居室窓にエアブレスと書いているのですが、窓の外にシャッター設置予定なので、シャッター閉じている状態では吸気はあまり行われなくなりますか?吸気口として部屋の壁につけたほうがよろしいでしょうか?
・リビング25畳、やはり吸気口要りますか?
色々ご質問すみません、よろしくお願いします。
図面は拡張子の関係で添付できずですみません。
気密性能のない住宅には、法令に基づいた0.5回/h以上の換気量を担保することに無理があります。
換気経路とは、気密性能の伴う住宅にしか成立しません。
第三種換気とは、排気専用であり気密性能の家の場合、各所の隙間から空気を引き入れます。したがって換気経路を特定することは出来ません。
第一種換気とは、吸気と排気を同時に行う換気法ですが、これも気密性能がなければ成立しません。
各部屋に換気口を付けるにしても気密性能が成立していなければ、その必要もありません。
建築基準法では、家屋内の全気積(容量)の50%以上の換気量が法令で制定されています。
トイレの換気だけでこの政令を満たすとは思えません。
しかし、本件はエアブレス工法であり、開口部(窓やシャッター等)の隙間も含め当該工法で換気量を満たしているはずです。
つまりは、エアブレス工法自体と施工者の信頼度が重要となります。