高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2023.07.25

基礎立上りのクラックについて

質問者/わいわい

基礎立上りの天端レベラーから立上り部分に繋がるようなヒビがたくさんあります。

玄関とホール部分が土間モルタル仕上げになるので、コンクリートの増し打ち部分が広いのですが、その増し打ちした周りの立上り部分に、天端レベラーから繋がるようにクラックが数十箇所あります。

1番大きなクラックは画像1枚目ですが、パックリ割れてるように見えます。
その他はヘアークラックと言われる物なのか、構造クラックなのか分かりませんが、増し打ちした周りに多数あるので大丈夫なのか不安です。

3枚目の赤線はクラックがある箇所です。他の立上りにもこのようにクラックがあります。ほとんどが2枚目画像のような天端レベラーから立ち上がりまで繋がって入ってます。

構造的に大丈夫なのか、問題があるのか教えて頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
結論から言って許容の範囲であると思われます。
最初の写真が気になりますが、強度的に問題を起こすクッラクとは思えません。

本件は、瑕疵担保責任の法的制約の範疇であり、本クラックを要因として竣工後に問題を起こした場合の責任は、総て建築側(設計・施工)にあります。
要点は、このような写真を多く用意しておくことが肝心です。

画像を全体に見渡すと綺麗に仕上がっているよう思われます。
この基礎工事段階から施工者との友好関係は、良好に保持することも賢い施主の在り方とも云えます。
家づくりは、竣工してからも施工者との付き合いが長期間にわたり続くのです。