家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
2023.12.26
プレキャスト擁壁に水抜き穴がありません
質問者/shaku0608
地山を掘削して、その土で盛土した団地に住んでいます。
宅地分譲されたのは25年ほど前です。
山側と平地側で高さが違うため、宅地造成時、業者によって水抜き穴がないL型のプレキャスト擁壁が設置され、分譲地購入後家を建てて住んでいます。家の南側に庭があり、庭と隣地の境に擁壁があります。
擁壁の幅は9m、高さは1.6m、それぞれの擁壁はの幅は2m程です。
最近になり擁壁が1〜2センチ、隣地側に傾いていることに気づきました。
業者に相談した所、問題ないと言う業者もいましたが、2つの業者からそれぞれ別の対策を提示されました。
業者?庭に人工芝を敷きたいことを併せて伝えたところ、、、
・庭に防草シートと人工芝を敷く。
・庭の土を一部取り除いて傾斜をつけ、水が集まる場所に三箇所の雨水桝を設けて、雨水桝と既存の雨樋の雨水排水用の配管をつなげる。
⇒庭に傾斜ができ、防草シートと人工芝により雨水の一部が雨水桝から排水されるので、擁壁にかかる土圧が減る。
業者?上記の業者の話を伝えたところ、、、
・根本的な対策にはならない。
・コア抜き業者に依頼してプレキャスト擁壁に穴を空け、穴から排水用のパイプを入れる。
団地内には40軒ほど家がありますが、これらの擁壁に対して対策をしている住人はいないようです。
少なくとも、あと30年ほどは住むつもりでいます。
大雨の時に何か起こらないか、不安になります。
「これくらい大丈夫」という業者もいて、どうしたらいいか悩んでいます。
是非アドバイスお願いします。
敷地は、その地中の土砂の種類や水の浸透性によって対応策が異なります。
本件は、雨水等の浸透性の高い土質になっているものと思われます。
写真を見ても、そのことが伺えます。
結論から言うと、ご心配は無用と云えそうです。
雨水枡は、地下水位低下のため必要に応じて施工します。
本件には不必要と思われます。
防草シートは、水抜きと無関係なのでオプションとなるでしょう。