高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

住宅業界最新情報

2011.04.09

震災復興における建築資材不足について

被災地に在った合板工場が被災して一部の製造ラインが止まり、仮設住宅で使用する合板類が極端に品不足になっています。

ファース本部では関係機関とも情報を取り合っていますが、合板類の所轄官庁である林野庁は、仮設住宅の建築が佳境に入っても品不足にならないだけの供給量をしっかりと確保出来る状態にあると断言しています。

国土交通大臣も5日の閣議後の記者会見では、この問題に言及し「業者の売り惜しみや買い占めが原因の場合には、断固たる法的措置をする」と述べておりました。
我国には1973年に制定された「買い占め及び売り惜しみ防止法」と言う法律があります。

生活関連の物資が異常に高騰するような事態が発生した場合、所管大臣が業者に売り渡し命令を出せる事になっています。
国交省大臣は、悪質業者の氏名公表すると断言しています。

確かに被災した合板工場があるため、通常よりかなり値上がりしております。
このような状況下で今後の復興特需で更に品不足となり、価格高騰になると不安をあおる業者もいます。
その上で中国からの船積み合板を、大量ロット購入するように薦めてきます。

行政も被災した合板工場の不足分や仮設住宅や復興需要に合板などの建材需要は、輸入などで手配するとしています。
私達が、通常使用する建築資材を品不足にさせない措置を講じているようです。
一部業者の先物買い投機が相当の影響を与えていそうです。
これを法律に基づき強力な改善措置をとれば、ロット購入した物品が暴落する事も在り得ます。

しかしながら東北に拠点のあった備品部品のメーカーが大被害を受けており、希望品の納入が絶望的な部材もあります。
お客様のご理解とご協力を戴きながら品番変更、納期変動のお願いも丁寧に行う必要がありそうです。


ファース本部では色々な情報を発信してまりますが、本部のオフィシャルサイトや福地社長のブログなどでも逐次お知らせして参ります。

■リンク:本部代表のブログ
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