高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

住宅業界最新情報

2014.03.03

消費税増税負担と住宅ローン低金利政策

いよいよ2013年4月から消費税が8%となり3%の増税となります。
その増税分の3%を住宅ローンの金利に換算するとどうなるでしょうか。

1,000万円の借入金を35年固定ローンで返済したときの返済総額の差額は、利率0.05%の変動で返済総額に約10万円の差が生じてきます。
住宅1,000万円に対する増税分は3%の30万円ですから、金利に換算すると0.15%の変動で約30万円となります。

今から1年前の2013年3月のフラット35の金利は21年以上で1.99%に対し、今年2014年3月の金利は1.74%でその差は0.25%になります。返済総額の差で計算すると約50万円になります。
つまり、昨年建てるよりも今年建てた方が増税分を差し引いたとしても20万円のお得となります。
なおかつ、これは1,000万円を借りた場合なので、2,000万円の借入になると倍の40万円お得となります。

住まい給付金や住宅ローン減税の拡充も含めますと多くのメリットが受けられることになります。
現在は昨年よりも低金利の状態が長く維持されている状況ですが、金利はいつ上昇するかわかりません。住宅購入に迷いのある方は金利の動向を見比べながら判断することになります。