2023.07.12 国際交流な話 Writer金重 康宣 先日、一人で千歳から函館へと車で移動していた時の話です。 高速道路を使わず、下道をのんびりと走行していました。 北海道は広いので人のいる気配のない道をよく通ります。そんな道端に人影が見え、何かアピールする姿が見えました。 腕を伸ばし親指を上に向けサムズアップする外国人男性二人。ご機嫌な気分で安全運転をしている私に「いいね!」してくれている陽気な外国人というわけではなさそうです。 ヒッチハイク!? リアルでヒッチハイクする外国人を見かけたことに目を丸くし、瞬時に様々な思考が脳内を駆け巡ります。 見知らぬ外国人男性、何かトラブルに巻き込まれる可能性もあるだろうか、時刻は夕暮れ、暗くなる前に動くのが最善、困っている人がいたら助けるべきか否か、ここまで考えたかどうかというところで車のブレーキを踏みました。 走って駆け寄って来る男性二人。車から降りた私は英語で「どこから来たの?」と聞いてみます。 「フランス」と返って来ました。 フランスかーーーー。 フランス語はまるでわかりません。 とは言え、現代の文明は進んでいます。スマホの翻訳アプリを使いどこへ行きたいか聞くと、最寄りのJRの駅へ行きたいということでした。乗る予定だったバスの乗り過ごしてしまって困っていたようです。 快諾して乗せて、無事に最寄り駅まで送り届けました。 彼らの日本での旅路が良い思い出で満ちていることを願いつつ、私としても思いがけない国際交流の思い出となった出来事でした。
高速道路を使わず、下道をのんびりと走行していました。
北海道は広いので人のいる気配のない道をよく通ります。そんな道端に人影が見え、何かアピールする姿が見えました。
腕を伸ばし親指を上に向けサムズアップする外国人男性二人。ご機嫌な気分で安全運転をしている私に「いいね!」してくれている陽気な外国人というわけではなさそうです。
ヒッチハイク!?
リアルでヒッチハイクする外国人を見かけたことに目を丸くし、瞬時に様々な思考が脳内を駆け巡ります。
見知らぬ外国人男性、何かトラブルに巻き込まれる可能性もあるだろうか、時刻は夕暮れ、暗くなる前に動くのが最善、困っている人がいたら助けるべきか否か、ここまで考えたかどうかというところで車のブレーキを踏みました。
走って駆け寄って来る男性二人。車から降りた私は英語で「どこから来たの?」と聞いてみます。
「フランス」と返って来ました。
フランスかーーーー。
フランス語はまるでわかりません。
とは言え、現代の文明は進んでいます。スマホの翻訳アプリを使いどこへ行きたいか聞くと、最寄りのJRの駅へ行きたいということでした。乗る予定だったバスの乗り過ごしてしまって困っていたようです。
快諾して乗せて、無事に最寄り駅まで送り届けました。
彼らの日本での旅路が良い思い出で満ちていることを願いつつ、私としても思いがけない国際交流の思い出となった出来事でした。